福井県の若狭町の三方五湖のほとりに、年縞(ねんこう)をテーマにした「年縞博物館」が2018年9月にオープンしました。
年縞博物館は、「博物館」ではありますが、展示の仕方がとてもオシャレでまるで近代美術を展示している美術館のような雰囲気です。それだけでなく、コンパクトなサイズ感と面白い展示の仕方で、子供と一緒に楽しめる博物館だと実際に行ってみて感じました。
今回はこの年縞博物館の基本情報やお得な入場方法、駐車場の混雑状況についてまとめました。
【福井観光のニュースポット】年縞博物館の基本情報
年縞博物館ってどんなところ?
2019年9月15日(土)にオープンしたばかりの新しい博物館です。
そもそも年縞(ねんこう)って何でしょう?
年縞(ねんこう)とは?
「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することできるものです。(年縞博物館公式HP 「年縞について」より)
発掘調査において年代を特定するためには、発掘された生物から「放射性炭素の量」を測定し、その結果から出土されたモノの年代を逆算して、いつの時代のモノのなのかを特定するそうです。
そのためには、時代ごとの正確な「放射性炭素の量」が基準としてひつようになります。
そこで、この1年に1層できる年縞の特徴を利用して、層ごとの放射性炭素量を測定し、時代ごとの正確な量を調べることができます。年縞は歴史の「ものさし」ともいえますね。
詳細は年縞博物館の公式HPの説明がとても分りやすかったので、詳しく知りたい方は参考にどうぞ!
参考サイト 年縞博物館 公式HP「年縞について」
年縞博物館|住所・開館時間・休館日について
年縞(ねんこう)博物館は、福井県若狭町の三方五湖の近くにあります。
【開館時間】9:00~17:00( 入館は16:30まで )
【休館日】毎週火曜(祝日の場合は翌日が休み)、年末年始(12/29~1/2)
年縞博物館|基本の入場料とお得な入場方法
年縞博物館の基本の入場料は以下の通りです。
【小人】200円(小・中・高校生)
【小人】280円(小・中・高校生)
【福井観光】年縞博物館へのアクセスと駐車場
年縞博物館へのアクセス
車でアクセスする場合、しおリンゴ家の住む兵庫県からは、中国自動車道もしくは山陽自動車道を経て舞鶴若狭道に入って博物館のある福井県若狭町を目指しました。
舞鶴若狭道を進み福井県若狭町にある「三方五湖PA」に併設の「三方五湖スマートIC」(2018年3月24日より利用開始)の利用が便利で、ICを出てから5分ほどでした。
電車でアクセスする場合は、JR小浜線「三方駅」が最寄り駅です。そこから、徒歩で約25分。駅前にあるレンタサイクルを使えば10分ほどです。
レンタサイクルについては、こちらの記事に調べた内容をまとめました↓
年縞博物館の駐車場とその混雑状況について
年縞博物館は「縄文ロマンパーク」の敷地内にあるため、縄文ロマンパーク・若狭三方縄文博物館と共通の駐車スペースとなっていますが、トータルで70台ほどとめられる広々とした駐車場となっています。
しおリンゴ家は、オープンして初めて迎えるシルバーウイークの土曜日(13:00ころ)に訪問しましたが、混雑してとめられないということはありませんでした。2019年9月現在では、駐車場の心配をして朝いちで訪問するなどの対策は必要ないかと思います。
年縞博物館の基本情報とお得な入場方法・駐車場のまとめ
福井年縞博物館は、2018年9月にオープンしたての新しい博物館です。
年縞という珍しいテーマでの展示がしてあり、展示の仕方も美しく大人ならそのオシャレな雰囲気に惚れ惚れしてしまいますよ。
アクセスは舞鶴若狭道の三方五湖PA併設のスマートICを利用するのが便利です。
お得に入場したい場合は、同じ敷地内にある「若狭三方縄文博物館」との共通観覧券を利用するのがおすすめです。
両方回っても1時間から1時間半ほどなので、お子様連れでも回りやすい規模の博物館ですので、お子さんとの博物館デビューにぜひ行ってみてくださいね。
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