福井県の若狭町の三方五湖のほとりに、縄文時代をテーマにした「若狭三方縄文博物館」があります。
博物館と聞くと子連れでは行きにくいイメージですが、博物館のサイズが割りとコンパクトであること、さらに芝生の広場や水辺が広々としてキレイなので、ちょっとした公園にもなっているので、子供も飽きずに楽しめました。
今回はこの三方五湖のほとりにある博物館「若狭三方縄文博物館」へ実際に行ってみた様子と、子連れでも行きやすいポイントについてご紹介します。
【福井観光の穴場】若狭三方縄文博物館に行ってきたよ!
シルバーウイークの後半初日の土曜日に、福井県若狭町にある縄文博物館へ、家族で行きました。
我が家は5歳と2歳の子供がいるので、「博物館」と聞いて最初はドキドキしていましたが、歴史好きな5歳のお兄ちゃんに喜んでもらえたらと思い行ってきました。
広々とした芝生が広がる、縄文ロマンパーク内に「若狭三方縄文博物館」はあります。
同じ縄文ロマンパーク内には、「年縞(ねんこう)博物館」という2018年9月オープンの新しい博物館もあります。
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なだらかな丘の横に伸びる階段を登ると、縄文博物館の入り口があります。(駐車場はこの丘の反対側にあります。)
子供たちは広々とした雰囲気と珍しい形の建物に、思わず階段を駆け上がっていきました。
若狭三方縄文博物館|展示の様子をレポート
展示物については撮影が出来なかったので、中の様子の写真はありませんが、いただいたパンフレットの写真で雰囲気をおすそ分け。
エントランスは2階になるので、エレベーターor階段で1階にある展示室へ向かいます。
土偶や縄文土器の展示はとてもオシャレで土偶はとても印象的な展示でした。
薄暗かったので、最近暗いところを怖がる娘(2歳)が泣き始めましたが、暗い部分を抜けると、元気が戻ってきました(笑)
この土偶と土器の部分は1.5階のように少し段が上がっていましたが、のぼりも下りもスロープなので、車椅子やベビーカーでも安心です。
湖のほとりから出土された木の舟の展示(森と海・湖の文明)では、復元した丸木舟だけでなく、出土された際の様子がガラス張りの足元に再現されていて、とても面白い展示になっていました。
ガラス張りだけれども、足元が無いように見えるので、娘はこわそうに歩いていました。面白い展示に気持ちが高ぶったお兄ちゃんが、飛び跳ねそうだったので、落ち着いてみるようにちょっと注意もしましたが(笑)
鳥浜貝塚から出土した遺物を使った展示は、縄文人たちの生活を感じる展示になっていました。どんな衣食住をしていたのかが分りやすく展示されていました。食べ物は環境によって左右されるのかもしれませんが、豊かな水月湖のほとりでは豊かな食生活をしていたのではないかと感じました。
展示スペースを抜けると「ディスカバリールーム」というのがあり、土器パズルや間違い探しなど、遊びながら縄文時代について感じ学べるスペースになっていました。
土器パズル↑意外と難しくてしおリンゴは苦戦(笑)息子5歳の方が得意です。
土器作りのワークショップの時に出た土器のかけらがコンテナに入っています。少しザラザラした土器の肌触りを体感できます。
間違い探しも置いてありました。一生懸命探す息子。違いを見つけながら縄文時代の生活の様子を感じられます。
若狭三方縄文博物館|お土産は買える?
全て観終わって2階のエントランスに戻ると建物から出られます。受付の横には、ミュージアムショップがありますが、縄文文化や水月湖年縞、鳥浜文化などの研究をまとめた書籍や土偶、ストラップやペンダントもあります。
また、土偶のガチャガチャも置いてありました。(我が家は旅先でガチャガチャをして、出てきたフィギュアを旅の思い出にと、自宅にかざっています!)
ハート型土偶が出てきました。模様の入り具合や色、ヒビの入り方がリアルです。かわいい。
ミュージアムショップの詳細はこちらに↓公式HP内のミュージアムショップページです。
関連サイト ミュージアムショップ(若狭三方縄文博物館 公式HP)
【福井観光の穴場】若狭三方縄文博物館|子連れでも行きやすいポイント
子供連れで博物館に行くとなると、気になるのが「小さい子を連れて行っても大丈夫?」ということ。2歳と5歳の子供を連れて行ったしおリンゴ家のリアルな声をお伝えします。
子連れで行きやすいポイント|子連れが観覧しやすい設備あり
最初の方にも書きましたが、子連れでも楽しめる展示数(多すぎない)で、展示スペースが広々としているので、子供連れでも歩きやすかったです。
通路の幅がしっかりととってあるので、車椅子やベビーカーでもスムーズに進めますよ。
土偶や土器のある部分は1階より一段上がっている1.5階になっていましたが、上り下りはスロープ状になっているので、車椅子はもちろんベビーカーもラクラクです。
受付のある2階から展示室のある1階に降りるのは、エレベーターがあるので安心ですね。
エレベーター横にはロッカーがあります。荷物が多いと展示物に当たる危険もあるので、荷物が多くなってしまう子連れには有難いです。
またベビーカー(車椅子もありました)を借りることも出来るので、ベビーカーが必要な子がいても持ってくる必要が無いので、旅行中は荷物を減らせるので助かります。我が家の2歳の娘も気分次第でベビーカーが必要になるので、こういうサービスがあるのは嬉しいです。
子連れで行きやすいポイント|おむつ替えや授乳スペースがある
子連れで気になるのは、おむつ替えや授乳スペースがあるかどうかというところ。
お手洗いにはおむつ替えスペースはありませんでしたが、ミュージアムショップを抜けた奥におむつ替えや授乳が出来るスペースがありました。分らなければ受け付けの方に尋ねると案内してくださいます。
広々とした畳敷きになっているのでおむつ替えだけでなく、ゆったり授乳できますね。兄弟が一緒に入ってきてもゆとりがあります。手洗いもあるので、おむつ替え後、すぐに手が洗えるのも嬉しいですね。
ドアの外側の取っ手には、「使用中」の札も掛けてくれているので安心です。
子連れでも優しい設備が整っているので、子供と一緒の博物館デビューにはピッタリの博物館です。
若狭三方縄文博物館は子連れにはオススメの博物館!
博物館の規模、展示の仕掛け、子連れには助かる設備があるなど、子連れに優しい博物館なので、博物館デビューにはピッタリ。
博物館を見終わった後は、縄文ロマンパークの芝生で走り回ったり、竪穴住居も見学できたりするので、走り回ることもできるので、子供の体力と気持ちの発散もできます(笑)
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ぜひ、博物館デビューしてみてくださいね!
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