我が家は夜寝る前に、洗濯機を洗濯から乾燥までセットします。朝、洗濯物を畳もうと洗面所に向い、洗濯機を見てがっかり…。乾燥が出来ていないどころか、排水すらしていない!!!もしかして故障?まだ買ってからそんなに経っていないのに・・・と凹んでいましたが、修理の方に見ていただくと、意外なところに原因が。
私の失敗談から知って欲しい、排水が上手く行かない時にチェックして欲しいこと、解決策、日頃の対策についてお伝えします。
洗濯機が故障!?排水しないときに確認すべきこと
つい先日、乾燥まで仕掛けた洗濯物が、全然乾いていないどころか排水していなくて、洗濯機が故障してしまったのではないかとハラハラするという経験をしました。
この洗濯機の故障と思っていた排水しない現象は、実は「排水口のつまり」が原因でした。修理の方に来ていただいて、排水口をあけてチェックしてみると、沢山のホコリや糸くず、髪の毛が水に濡れて固まりになって沢山詰まっていました。出てきた詰まりを見て、これでは確かに排水できないと納得。詰まっているから上手く排水されず、途中で止まってしまったようです。
また、ここ最近、乾燥も一度では上手く行かないことが何度かありました。ドラム式洗濯機で乾燥が最後まで完了しないことが続くようであれば、排水が上手く行っていないことが原因になっている場合があるので、排水口の詰まりを疑ってみましょう。
洗濯機が故障した!?と思ったときの解決策~排水口掃除の手順レポ
排水が上手く行かない時にまずすべきなのは、排水口の詰まりのチェックとそのお掃除です。その手順についてまとめます。
1.洗濯物を出す
まずは濡れた洗濯物を洗濯機から出しましょう。大きなタライがあればタライに。なければ、洗面器を使ってお風呂場に一時的に避難させておく。
2.バスタオルとたらい(洗面器)をセットする
排水口の掃除中に、洗面所の床を濡らさないようにするために洗濯機前に要らなくなったバスタオルをひいておきます。
そして、排水ホースを排水口から引き抜くのですが、ホースの中に水が溜まっていることがありますので、タライや洗面器を準備しておきホースを受ける。
3.排水口の部品を順番に取る
お使いの洗濯バンによって構造は異なるかもしれませんが、排水口はいくつかに分かれます。我が家の場合、排水口の網、防臭パイプ、泡止めパイプ、防臭オワンの4つがバラバラになります。
ばらしながら、ホコリや糸くず、髪の毛など詰まりの原因を取り除いてくださいね。その後、せっかくの機会なので、部品を綺麗に洗います。取り除いた詰まりの原因は、小さなビニール袋に一杯になりました・・・日頃のお手入れを怠っていたことを後悔した瞬間でした。
※このとき、糸くずフィルターを開けないこと。排水が完了していない状況で糸くずフィルターを開けると、たまっている水がそこから出てくるので注意が必要です。
4.排水口の部品をセットしなおす
排水口の部品を取ったときとは逆順にセットしなおします。排水ホースも取り付けますが、奥まで排水口に差し込めていないと、水漏れの原因になりますので、しっかり差し込みましょう。ついでに洗濯バンも拭き掃除しました(笑)
5.洗濯槽の中の排水をする
洗濯槽の中にたまっている水を排水します。排水のボタンや脱水メニューを選択してスタートさせると排水が開始されます。排水がはじまったら、水漏れが無いかを確認しましょう。
全て排水できてから、糸くずフィルターの中も確認して、糸くずフィルター内にもごみがたまっていたら取り除きます。
6.洗濯機の中の掃除
洗濯機の排水口もチェック。ごみがたまっていたら取り除きましょう。
またドラム式の場合、扉の裏やパッキンの部分にホコリや糸くず、髪の毛などがたまっていないか確認しておきます。
詰まりが解消して、水漏れが無いなら、一度洗濯して見ましょう。先ほど取り出した洗濯物を早速洗濯しましょう。今回は修理の方がやってくれましたが、そんなに難しい作業ではないので、自分でも出来ますよ。
洗濯機を故障させないための日頃の対策
今回、洗濯機が止まってしまったのは、排水口に沢山詰まったホコリや糸くず、髪の毛が原因でした。自戒を込めて、二度と詰まらせないようにするために、日頃から対策をしておきましょう。
対策1:月1回の洗濯槽洗浄と排水口チェック
月に1回程度、洗濯槽の洗浄と排水口のチェックをしておきましょう。我が家はドラム式の洗濯機ですが、洗濯槽のお掃除機能がついていますので、洗濯槽クリーナーを入れてお掃除しています。そのとき、お掃除機能を使ってお掃除した後は、必ず排水口が詰まっていないかどうか確認しましょう。洗濯槽の掃除をすることで、日頃取れなかった槽の汚れやゴミが取れて流れてくるため、詰まりの原因になることもあります。
対策2:乾燥後の繊維クズ処理
特にドラム式洗濯機をお使いで乾燥までを毎日行っている場合、思っている以上にホコリや糸くず、髪の毛などがたまっています。
毎日、ささっとでOKなので、扉の裏やパッキン部分、洗濯機の排水口についているホコリや糸くずを取り除いておきましょう。これを怠ると、洗濯する度に、洗濯機についているホコリや糸くずが排水口へと流れていき、つまりの原因となってしまいます。
1回1回はたいした時間はかかりません。詰まって排水しない!!と焦らないためにも、日々のお手入れをやっておきましょう。
洗濯機が故障!?排水しないときのまとめ
●洗濯機の排水が上手く行かない時は、排水口のつまりが原因かもしれない。
●排水口をチェックし詰まりを取り除く。
●乾燥機能を使った後は、ホコリや糸くず、髪の毛を綺麗に取り除いておきましょう。また月1回洗濯槽洗浄と排水口に詰まりが無いかのチェックをしましょう。
急に洗濯機が止まったり、排水ができていないとハラハラしますね。これから、暑くなって洗濯の回数が増える時期です。洗濯機のお手入れにも気をつけたいですね。
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