浴衣のお洗濯は自宅で手洗いできる?正しいやり方と帯の手洗いについてもチェック!

子供と楽しめる行事がてんこ盛りの夏。各地でお祭りや盆踊りに行くご家庭も多いのではないでしょうか?せっかくの夏のイベントだからこそ、我が子に着せたいのが浴衣

可愛いく着せて、いい写真も撮れて大満足した後にやってくるのが浴衣の片付け。自分自身も普段着慣れていないものだからこそ、その洗濯の仕方やお手入れ方法には悩んでしまいますね。まずは、浴衣のお洗濯についての基本から!

・浴衣を洗濯したいとき自宅で手洗いできる?
・浴衣を手洗いする時の正しいやり方
・浴衣の帯も手洗いできる?

これをチェックして、今年の夏は親子で思いっきり浴衣を楽しみましょうね。

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浴衣を洗濯したいとき自宅で手洗いできる?

浴衣ってクリーニングに出さなければ・・・と思いがちですが、実はそうでもないんです。
浴衣は「綿」で出来ていることが多く、最近では「ポリエステル」のものも増えているので、正しく洗えば自宅でお洗濯することも可能なんです。

まずは、お手持ちの浴衣が洗えるかどうかを確認してみましょう。
量販店やネットショップなどで買える仕立てあがっている浴衣には、大抵「洗濯表示」が付いています。「水洗いOK、手洗いOK、洗濯機マーク」が付いているものは自宅で洗うことが出来ます。

綿やポリエステル素材であっても、「水洗いOK、手洗いOK、洗濯機マーク」が付いていない場合は、自分で洗うのはやめてクリーニング店に相談しましょう。

また、浴衣の素材が「絹・麻」のもの、「ちじみ」や「しぼり」などの特殊な加工がされているものについては、自宅で洗うことは出来ませんので、必ず仕立ててもらった着物店や、着物専門のクリーニング業者へ相談しましょう。

浴衣を手洗いする時の正しいやり方

洗うことができる浴衣であっても、正しい方法で洗わないと、縮んだり色落ちしてしまうこともあります。そうは言っても、洗い方はそんなに難しくないので、手順を守って洗ってみましょう。

①色落ちチェック

浴衣自体の色が濃いものや柄物の浴衣は、必ず色落ちしないかをチェックしましょう。
これが、自宅で洗濯できるかどうかの最終チェックポイントです。

チェックの仕方

白い布、もしくは綿棒に洗濯に使う洗剤をつけて、浴衣の目立たない部分をこすります。(※生地裏の縫い合わせている部分が目立たずおすすめです。)布や綿棒に浴衣の色が付いたら色落ちの可能性が高いので、その場合は自宅で洗濯せずにクリーニング店に相談しましょう。

注意

濃い色の浴衣に白抜きの柄がある場合(例えば、紺色の浴衣に白抜きの朝顔の柄など)、浴衣の濃い色が白い柄に移ってしまうこともありますので要注意!必ず色落ちがないかチェックしましょう。たとえ色落ちがない場合でも、優しく手で洗うようにしましょう。

②しみがある場合はしみ抜きをする

通常のお洗濯と同じく、しみがある場合は先に一度しみ抜きをしておきます。

しみ抜きの鉄則は、汚れにあわせた洗剤を使うこと。例えば、食べ物で汚れたお皿は食器用の中性洗剤を使いますよね?それは、お料理に含まれる油汚れやたんぱく質汚れを簡単に落としてくれるから。普段その汚れを落とすのにどんな洗剤を使っているのかを考えてみると分かりやすいですね。

食べこぼし:食器用の中性洗剤

メイク汚れ:クレンジングオイル

泥汚れ:固形石鹸

いずれも、洗剤を汚れに含ませて、歯ブラシなどの柔らかいブラシで優しく一定方向にこすります。また、どの洗剤を使うときも、色落ちチェックと同じ手順で、色落ちしないかを確認しましょう。

③浴衣をたたむ

型崩れや余計なしわをなくすために、浴衣は畳んで洗いましょう。

たたむ時は、背中の縫い合わせたところ「背縫い線」で外側に折り、袖と襟元を合わせます。後はジャバラに三つ折りにします。三つ折にするときに、汚れが気になる裾や袖は、それぞれが外側に来るように畳むといいですよ。

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④浴衣を洗う

いよいよ浴衣を洗います。洗う時に使うのは「おしゃれ着用」の中性洗剤を使いましょう。このとき、パリッと仕上げたい場合は薄めの洗濯のりを、シワを少なく仕上げたいなら柔軟剤を使います。(のりや柔軟剤はなくてもOKです)

洗剤、柔軟剤、洗濯のりのいづれも、それぞれのパッケージについている水量に対する使用量は守りましょう。

●洗濯機で洗う場合

浴衣は必ず洗濯ネットに入れましょう。ただし、洗濯ネットの中で浴衣がゴソゴソと動いては意味がないので、ジャストサイズのものを使いましょう。

コースは「手洗い」や「ドライ」など、お使いの洗濯機の中で一番優しく洗ってくれるコースを選ぶようにしましょう。

あとは洗濯機にお任せしましょう!

●手洗いで洗う場合

大き目めの洗い桶や洗面台に水をため洗剤をよく溶かします。そこに浴衣を浸し、セーターを手洗いする時と同じように、優しく押し洗いをします。力いっぱい押すと型崩れやシワの原因になります。

洗剤での押し洗いが済んだら、何度か水を替えながらすすぎをしましょう。このときも、押し洗いと同じく、優しく上から押しながら洗剤をすすぎます

脱水は絞るのではなくて軽く上から押して大まかに水気を切った後、バスタオルに挟んでタオルドライをしましょう。または、洗濯機の一番弱いモードで、1分だけ脱水をかけましょう。(脱水をかける場合は、必ず洗濯ネットには入れましょう)

⑤浴衣を干す

干す時は日陰に干しましょう。

干す時は、着物用のハンガーを使って干すか、竿に両袖を通して干す「竿干し」をしましょう。着物用ハンガーがない、竿干しも大変という場合は、S字フック2つと突っ張り棒を使って簡単に干せます

(Sじフック×2、両袖を通しても長さに少し余裕のある長さの突っ張り棒を準備)

物干し竿にS字フックを2つかけて、そこに浴衣を通した突っ張り棒をかけます。

(こんな感じで簡単に干せますよ)

外に干す場合は、洗濯ばさみでS字フックをおさえておくと安心です。

干す時は、形を整え軽くシワを伸ばしながら干すとアイロンの手間が楽になります。

⑥必要に応じてアイロンがけ

シワがなくきれいに乾いた場合はアイロンがけは不要です。洗濯時に洗濯のりを使い、水が滴るくらいの水分量で干すと、干している間にシワが取れるのだそうです。

我が家はのりを使わず洗濯機で脱水してしまうのでアイロンをかけます。洗濯表示に書かれている温度に設定し、裏側から当て布をしてアイロンをかけます。表からアイロンをかけてしまうと、生地の痛みやテカリの原因になることもあるので注意が必要です。

アイロンをかけ終わったらすぐに畳まず、再度ハンガーか突っ張り棒の干し竿にかけて、熱気を飛ばしましょ。

⑦浴衣をたたんでしまう

浴衣を畳んで、畳紙(たとうし)や専用の保存袋に入れて保管しましょう。浴衣に触れないように、防虫剤も一緒に入れておくのもお忘れなく!

浴衣の帯も手洗いできる?

浴衣の帯は、基本的には洗えないものです。

洗ってしまうと型崩れしてしまうのはもちろん、帯自体にハリが無くなり綺麗に締められなくなります。使った後は伸ばして日陰干しをし、湿気を飛ばせばお手入れとしては十分です。
汚してしまったなど、どうしてもお手入れが必要な場合は、購入した着物店か着物専用のクリーニング業者に相談しましょう。

ただし、子供用の兵児帯(へこおび)は洗えるものも多いです。

洗えるかどうかのチェックは、浴衣と同じく洗濯表示を確認しましょう。洗える場合でも、ひと夏に1回、一番最後に着た後に洗濯で十分です。

洗濯するときは、色移りが無いかどうかのチェックをし、優しく手洗いをしましょう。脱水はかけずにタオルドライが安心です。干す時は浴衣と同じく、日陰に干しましょうね。

浴衣の洗濯を自宅でするときのまとめ

●洗濯表示をよく見て、自宅で洗えるかどうかを確認する。出来ない場合は潔くあきらめ、クリーニング店か着物店に相談!

●洗濯する場合は、色落ちチェックを忘れずに。適当に丸めて洗わずに、丁寧に畳んで優しく洗う。

●帯は基本的には洗えないもの。子供用の兵児帯なら洗えるものもある。

意外と思っていたよりも簡単に浴衣は自宅で洗濯することが出来るんです!自宅で洗えるのであれば、汚す危険性の高い小さなお子さんにも、気軽に着せてあげることが出来ますね。

お子さんが小さいうちは、浴衣を選ぶ時に、「自宅で洗濯しやすいものかどうか」を基準にされるのもいいですね。大切に仕舞い込むよりも、沢山着せてあげてましょう♪

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