いつかは起こることとして考えておかないといけない親の介護問題。
毎日付きっきりで介護をするのも辛いですが、遠距離というのもまた難しいものですよね。
幸い私の両親は健在ですが、遠方に住んでいますので遠くない将来の課題として頭を悩ませます。
遠距離介護は精神的にも肉体的にも、そして金銭的にも大変です。
ですが、そんな負担を軽減してくれるサポートが実はちゃんとあるのです。
介護の悩みを一人で抱え込んでも辛いだけですので、少し誰かを頼ってみませんか?
遠距離介護にはこんな支援やサポートもあります!少し一休みしませんか?
遠距離介護は側にいることが出来ないことによる悩みがどうしても発生します。
そんな時に強い味方になってくれるサポートについてご紹介します。
地域包括支援センター
各自治体には「地域包括支援センター」という、言わば高齢者の相談窓口があります。
無料で相談に乗ってくれて、利用できるのは高齢者本人だけではなくその家族も話を聞くことができます。
ケアプランの作成などの相談にも乗ってくれますし、有料にはなりますが今のあなたに合ったサービスの紹介などもしてくれますのでとても頼りになります。
相談相手がいないと介護は辛くなりますので、理解者として頼るのもアリです。
介護帰省割引
大手の航空会社では介護で頻繁に飛行機を利用する人のための割引制度を用意しています。
交通費は遠距離介護の大きな悩みですのでとってもありがたいですね。
航空会社によってサービスの内容は違いますが、3割近く安くなる場合もあります。
格安の航空会社や飛行機以外の経路の方が安いことももちろんありますが、使える制度として目は通しておいた方が良いでしょう。
見守りサービス
遠距離介護は毎日様子を見ることができるわけではありませんので心配は絶えません。
そんな悩みは見守りサービスを活用して乗りきることになります。
毎日食事を届けてもらうサービスや、カメラなどでチェックをするサービスがありますので上手に活用するようにして自分の負担を減らしましょう。
ただし、見守るだけですので介護レベルが上がってくると対処できないこともあります。
段階に応じて検討するようにしてみてください。
遠距離での介護に疲れた…認知症の親を介護するみんなの本音と向き合い方
介護お疲れ様です。
親の介護は心配やある種の寂しさから精神的も疲れますし、面倒をみるということで肉体的な負担も大きいですよね。
そうすると疲れてもう嫌になってしまうことも当然あります。
それを薄情とは誰も責めませんので、辛いなら辛いと言って良いじゃないですか。
遠距離介護をする他の方の本音も聞いてみましょう。
割り切って考える
介護は辛いものですので、完ぺきにこなそうなど最初から考えない方が賢明です。
予想外のトラブルも起きてしまいますし、認知症になってしまった高齢者に会話で理解を得ることなどまず不可能です。
軽い気持ちになることは出来ないでしょうが、無理なら無理として早めに施設に入ってもらったり、周囲の人に協力を仰いだ方が良いです。
自分の親だから自分で面倒をみたいとは思うでしょうが、介護は自力でやるものではないと割り切ってしまうことも大切です。
自分の生活も大切にする
介護をしていても、あなた自身の生活も当然あります。
介護をしていると人生の中心が介護になってしまいがちですが、それはそれとして自分の生活も大切にしなければなりません。
遠距離介護のメリットはそこにあり、介護と日常生活を切り離すことができます。
そんな無責任な考えは持てないと思うかも知れませんが、自分を大切にすることも介護では重要です。
自分を潰さないでリフレッシュした方が、結果的に親のためにもなるんですよ。
遠距離介護の悩みを軽く!負担を減らすために知っておきたい支援や向き合い方まとめ
想像するだけで大変な遠距離介護。
実際にされているあなたからすれば、きっと想像を絶する辛さがおありなのだと思います。
でもだからこそ少し休んだり、誰かを頼ったりしてご自分を守ることも考えて欲しいです。
自分を追い詰めてはいけないということは忘れないでくださいね。
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