夏から秋にかけては、日本の至るところで様々な伝統的なお祭りが開催されます。
お祭りによってはかなりの盛り上がりを見せるものもあり、テレビ中継されるものもありますよね。
今回は、「佐原の大祭秋祭り」についてフォーカスを当ててみましょう。
佐原の大祭秋祭り、知っていますか?
私は正直なところあまり知らなかったのですが、母親が佐原の大祭が好きで、話を聞くうちに行ってみたい!と思うようになりました。
佐原の大祭秋祭りについて、基本情報や見所などを紹介していきましょう。
駐車場についての情報も載せておきますので、車で行こうか考えている人も必見です!
佐原の大祭秋祭りのアクセス(車、電車、バス)や駐車場について
まずは、佐原の大祭秋祭りへのアクセス方法についてまとめてみます。
車、電車、バスそれぞれについてのアクセスを記載しておきますので、自分で行きやすい方法をチェックしていきましょう。
※会場はこちらの千葉県香取市佐原の新宿地区になります。
車で佐原の大祭 秋祭りへ行く場合
①東関東自動車道「佐原香取IC」より約10分
②東関東自動車道「大栄IC」より約20分
電車で佐原の大祭 秋祭りへ行く場合
JR成田線「佐原駅」下車徒歩すぐ
バスの場合(高速バス)で佐原の大祭 秋祭りへ行く場合
①東京駅から京成バス千葉交通 浜松町・東京駅発佐原経由銚子行きのバスに乗る→「佐原駅西口」下車
②東京駅関鉄グリーンバス 東京駅発鉾田駅行きのバスに乗る→「佐原駅」下車
佐原の大祭秋祭りの駐車場について
佐原の大祭秋祭りには、無料で使える駐車場が、約1,000台分用意されています。
1,000台も停められるならゆっくり行っても大丈夫かな?なんて思ったあなた、その考えは甘いです!
後ほど触れますが、佐原の大祭秋祭りは全国的に見ても伝統ある有名なお祭りの1つ。
それこそ、全国から観客が訪れるといっても過言ではありません。
駐車場は1,000台「しか」ないと心得ておき、早め早めの行動を心がけましょう。
臨時駐車場の場所は、利根川河川敷にある佐原河川敷緑地に作られます。
少し会場からは離れていますが、会場まではシャトルバスの運行がありますので安心してください。
運行される時間は、9:30~21:00まで。
運賃は片道、大人/200円 小学生/100円となっています。
佐原の大祭秋祭りの基本情報(歴史、日時、雨天時の対応)
そもそも佐原の大祭秋祭りとは、どんなお祭りなのでしょうか。
簡単にではありますが、歴史や日時などの基本情報について紹介しておきます。
佐原の大祭秋祭りの歴史
佐原の大祭とは、夏に行われる八坂神社祇園祭と秋祭りの2つを合わせた総称です。
関東三大山車祭りの1つであり、300年間も続く伝統あるお祭りの1つ。
諏訪神社の祭礼として行われて、14台の豪華な山車が曳き回されるのです。
日本最大囃子の1つでもある「佐原囃子」のリズムに乗って、小江戸の町並みを山車が歩いていくのは大迫力!
江戸優り「佐原の大祭」秋祭り始まりました。本日より3日間、山車が引き廻されます。心配なお天気ですがシートが外され、お人形が見られる事が出来る場合もあります。是非見に来てください。#佐原の大祭 pic.twitter.com/CIjJwy4Th6
— 佐原町並み交流館 (@kouryukan) October 12, 2018
また、佐原の大祭秋祭りは、夏のお祭りと合わせて、2004年には「国の重要無形民俗文化財」に、2016年には「ユネスコ世界無形文化遺産」に認定されました。
300年も続く伝統的なお祭りは、ついに世界も認めるものとなったわけですね。
佐原の大祭秋祭りの開催日時は?
佐原の大祭秋祭りは、2019年10月11日(金)~10月13日(日)までの3日間で行われます。
時間は、3日間とも10時~22時となっています。
佐原の大祭秋祭りは雨天時はどうなる?
佐原の大祭秋祭りは、雨天であっても開催されます。
公式ホームページにも「雨天決行」とありますので、雨だからといって中止されることはありません。
ただし、雨の場合は山車人形にはシートがかぶされてしまいますが、仕方がありませんね。
雨はヤダなー。#佐原の大祭 pic.twitter.com/C5aAep2Xd1
— 日本の祭りさん。祭りOFFで花鳥風月 (@JapamMatsuri) October 14, 2017
佐原の大祭秋祭りの見所
今年初めて佐原の大祭秋祭りに行く人のために、佐原の大祭秋祭りの見所についてまとめてみました。
佐原の大祭秋祭りは、一体何が見所なのでしょうか。
それはずばり、「山車」です!
佐原の大祭秋祭りは関東三大山車祭りの1つと言われるくらいですから、やはり山車をしっかりと見てきましょう。
山車の土台の部分には、関東彫りの重厚かつ豪華な彫刻、そしてかざりつけ。
緻密な彫刻は、佐原の大祭秋祭りの山車ならではなので、しっかりとカメラにおさめておきたいですね。
曲曳き(きょくびき)にも注目!
佐原の大祭秋祭りの見所には、「曲曳き」(きょくびき)も欠かせません。
曲曳きとは、一言でいうなら山車の曳き回しのこと。
・のの字廻し
・そろばん曳き
・小判廻し
これらの曲曳きを実際にみられるのは、佐原の大祭秋祭りのみ!
佐原囃子のリズムに合わせた曲曳きを、ぜひあなた自身の目でもご覧になってみてください。
佐原の大祭秋祭りに登場する山車は?
佐原の大祭秋祭りは、やはり山車がメイン。
佐原の大祭秋祭りに登場する山車は、どんなものなのでしょうか。
佐原の大祭秋祭りに登場する山車は、いわゆる「江戸型山車」とは形態の異なる4輪2層構造。
2本の車軸に土台があり、その土台に立てた6本もしくは8本の柱で支えます。
1層目(1階部分)には敷居や鴨居を設けており、正面はのれんなどで塞がれています。
2層目(2階部分)は露天になっており、人形を取り付けています。
この人形の大きさは、なんと4メートル以上にもなる大きなもの。
このサイズは、全国的に見ても最大級クラスの大きさなんですよ。
また、佐原の大祭秋祭りに登場する山車の大人形は、江戸時代の人形師が作成したもの。
現代は昔と比べて何もかもの技術が発達していますが、佐原の大祭秋祭りに登場する人形を作る技術については、昔のほうが素晴らしいと言われています。
現代では、これと同じようなものは作れないとまで言われているんですよ。
昔の技術がふんだんに使われている人形も、ぜひ注目してみましょう。
山車は全長7メートル、重さ4トンにも相当します。
GPSで確認!山車の位置情報サービスサイトで場所を確認
初めて佐原の大祭秋祭りに行く人にとって、一番気がかりなのは「山車をこの目で見られるかどうか」ではないでしょうか。
初めて行く人には現地の土地勘もありませんし、当然ながら山車が通るルートなども分かりません。
せっかく行ったのに、実はもう山車が通ったあとだった、なんていうのでは悲しすぎますよね。
そんなことにならないよう、佐原の大祭秋祭りの期間中には「山車の位置情報サービスサイト」が開設されているんです!
★山車の位置情報サービスサイト
上記のURLからアクセスし、山車が今どこにいるのか?を確認してみましょう。
町内、全町内の山車の状況が一目で分かるので、初めて佐原の大祭秋祭りに参加する人にも便利なシステムですよね!
ただし、このサイトは「佐原の大祭秋祭り期間中」のみ開設されるものになりますので、普段は使うことはできません。
お祭りに行く前にサイトをチェックしておき、山車を見逃さないようにしたいですね。
★佐原の大祭に行ったなら、こちらに立ち寄るのもおすすめです!

2019年佐原の大祭秋祭りの駐車場情報をご紹介!おまつりの基本情報や見所のまとめ
関東三大山車祭りの1つ、佐原の大祭秋祭りについて紹介しました。
千葉県香取市佐原、新宿地区周辺で行われる佐原の大祭秋祭り。
江戸時代の人形師が作った4メートルを越える人形や、佐原囃子に合わせて行われる曲曳きは、佐原の大祭秋祭りでしか見ることができません。
お祭り開催期間中、会場付近はかなりの混雑が予想されます。
間違いなく渋滞もしますので、お祭りを見に行く人は時間に余裕をもって、行動するようにしてください。
ユネスコ世界無形文化遺産にも認定されている佐原の大祭秋祭りを、ぜひあなた自身の目でも見てみてくださいね!
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