巻き爪は、老若男女問わず多くの人が悩んでいるものです。
放置していると爪が皮膚に食い込んで痛みが生じたり、場合によっては化膿して膿んでしまうこともあるでしょう。
しかし、巻き爪には症状の軽いものもあるため、言われるまで巻き爪だと思わなかった…なんていう人もいるかもしれませんね。
特に巻き爪の起こりやすい足の指は、靴下を履いてしまえば見えません。
そのため、痛みがないと気づかないことも珍しくはないのです。
さて、そんな巻き爪ですが、なぜ巻き爪になるのか?といった原因は知っていますか?
ここでは、巻き爪の原因について詳しくお話ししていきましょう。
その巻き爪、原因は水虫かも!?意外と知らない爪水虫について説明します
巻き爪の原因は、1つではありません。
また、日常生活の中に巻き爪の原因があることも多いです。
つまりどういうことかというと、「知らず知らずのうちに、あなたも巻き爪になる可能性がある」ということ。
一体どんな原因があるのでしょうか。
・深爪
・歩き方
・爪水虫
巻き爪は、深爪にしてしまうとなりやすくなります。
深爪にするとその部分の皮膚が盛り上がり、爪に力がかかるため伸びてきたときに巻き爪になってしまうのです。
また、歩き方が悪いと親指に余計な力がかかることから、巻き爪になりやすいと言われています。
爪水虫とは?
爪水虫は、白癬菌というカビの一種が爪に感染してしまう病気です。
足にできる水虫が、爪にできたものですね。
実は、巻き爪の人のおよそ40%の人が、爪水虫を合併するというデータもあるのだとか。
巻き爪と爪水虫は、決して無関係とは言い切れないのです。
爪水虫になると、
・爪が分厚くなる
・茶色っぽく変色する
・爪がもろくなりボロボロになる
などの症状が出るようになります。
巻き爪なのか爪水虫なのか分からないときは病院へ!
巻き爪なのか爪水虫なのか分からないときは、皮膚科へ行きましょう。
検査をすれば、すぐに爪水虫かどうかは分かります。
爪水虫に感染していると、基本的には飲み薬で対応することになるでしょう。
塗り薬だと、爪の奥まで成分が浸透しないからです。
薬を半年~1年ほど飲み続けて、しっかりと爪水虫を治してください。
巻き爪の原因別治療法をまとめました!これで巻き爪とはおさらばしよう
ではここで、巻き爪の原因別治療法をまとめて紹介します。
巻き爪の原因は日常生活にあることからも、日常生活を少し見直すだけで改善することも多いんですよ!
深爪が原因の場合
正しい爪切りをしましょう。
深爪にならないように、爪は皮膚より1mmくらい長くすることを意識します。
また、巻き爪の部分(爪の角)は切らず、爪はまっすぐに切るようにしてください。
歩き方が原因の場合
ペタペタと歩いたり、つま先が外側を向いている人は要注意。
親指にしっかりと力がかからないことから、爪が曲がってしまうようになります。
まずは、正しい歩き方を身に付けましょう。
つま先は正面を向け、かかとから地面につけます。
歩き出すときは親指で押し出すようなイメージで行いましょう。
慣れるまでは、意識して歩くことが大切です。
爪水虫の場合
爪水虫は、皮膚科を受診して抗真菌薬を飲んで治します。
市販の薬ではいまいち効果が出なかったり、確実に治すことが難しいことからもきちんと病院へ行きましょう。
あなたの巻き爪の原因はこれかも!?足の爪に出来た水虫やその他の原因別治療方法のまとめ
巻き爪の原因と、原因別の治療法について紹介しました。
巻き爪の原因には爪水虫もあるので、気を付けなくてはなりません。
爪が茶色っぽくなっていたり、ボロボロになっているときには、爪水虫の可能性が高いといえます。
早めに治療をすれば早く治すことができますから、「何かおかしいな」と感じたら、たかが巻き爪だと思わず病院へ行くことをおすすめします。
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