キッチンで料理をするときに、必ず使う換気扇。
そういえば換気扇掃除ってしてないなぁ…なんて換気扇を覗いたとき、予想以上に油汚れがひどくて思わず後ずさりしてしまった、なんて経験はありませんか?
もしくは、毎年大掃除のたびに嫌々換気扇掃除をしている、という人もいるかもしれませんね。
換気扇掃除は、そのめんどくさいイメージから、つい後回しにされやすいもの。
しかし、換気扇掃除は超簡単、かつお金をかけずにきれいにできちゃうんですよ!
ここでは、換気扇掃除のやり方について徹底的に解説していきます。
私のような面倒くさがりな人は、必見です。
換気扇掃除には重曹がおススメ!低コストで簡単きれいにできちゃいます
換気扇掃除をするとき、おすすめなのが「重曹」です。
食品添加物としての重曹はベーキングパウダーと呼ばれ、重曹は私たちの生活にもかなり身近なものですよね。
重曹の主成分は炭酸水素ナトリウム。
アルカリ性の性質を持っています。
なぜ換気扇掃除に重曹が良いのか?というと、ずばり「化学反応によって」油汚れを分解することができるから!
油汚れというのは酸性で、酸性とアルカリ性が混ざると「中和」という反応が起こります。
学生の頃、理科の授業でやったのを覚えていますか?
この中和作用によって、油汚れをすっきりと落とすことができるんですよ。
油には重曹、これ覚えておきましょう!
ギトギトで触るのをためらう換気扇の汚れも、重曹を使えば楽々きれいにできますよ。
重曹の使い方は直接orペーストor浸けおきの3通り
重曹で換気扇掃除をするときの方法は、
- 直接
- ペースト
- 浸けおき
という3つの方法があります。
おすすめは、換気扇の外せるパーツは直接、外せない本体部分はペーストにし、外せるパーツで落とせなかったものに浸けおきを使用する、というもの。
厚めに敷いた新聞紙の上に、換気扇のパーツを外して並べます。
外せるものは、すべて外してしまいましょう。
あとから取り付ける順番が分からなくならないように、外した順番に並べておくといいですね。
これらのパーツに、掃除用の重曹をたっぷりとふりかけておきます。
ケチらず、がっつりかけるのがポイントです。
重曹(特に掃除用のもの)は安価で購入できるので、私もためらわずにドバドバかけちゃってますよ!
外せない部分には、「重曹3:水1」の割合で作った重曹ペーストを塗りつけておきます。
こちらもケチらず、3mmくらいの厚さに塗るのがベスト。
換気扇そのものの色が見えなくなるまで、塗りましょう。
ここまで作業をしたら、30分~1時間くらい放置します。
重曹が茶色く変色してきたら、油汚れが分解されているサイン!
外しているものはスポンジなどでこすり洗いを、本体は雑巾などで拭き取ってください。
たったこれだけで、油汚れのギトギトはなくなっているはず。
どうしても落とせない頑固な汚れには、「50℃前後のお湯に重曹1カップ」を溶かした重曹液に2~3時間ほど浸けておくのがおすすめです。
換気扇掃除の頻度はどれくらい?意外と知らない換気扇掃除の常識とは
換気扇の掃除って、どれくらいの頻度で行っていますか?
恥ずかしながら私は、年に一度の大掃除のときにしかやっていませんでした。
そのためギトギト感もすごいし、そもそもやる気が失せてしまってなかなか取りかかれず…なんてことも。
しかし、換気扇掃除は「毎日やる」ことで、大がかりな掃除も断然楽に終わらせることができるようになります。
水100mlあたりに小さじ1の重曹を入れ、重曹スプレーを作っておきましょう。
このスプレーを換気扇の見える部分にシュッとやり、数分後に拭き取るのです。
毎日の掃除では、パーツを外すことはしなくてOK。
食事の洗い物をする前にスプレーしておき、洗い物が終わったら拭き取るようにすれば、流れ作業で片付けることができますね。
汚れを溜めなければ、パーツを外しての大掃除は年に一度でも問題ありませんし、そのときもかなり楽にできることでしょう。
その換気扇…何年掃除してない?ズボラさん必見の掃除のやり方をご紹介のまとめ
換気扇掃除の簡単なやり方と頻度について、紹介しました。
換気扇掃除って面倒で、つい敬遠してしまいがち。
しかし、放っておけばおくほど汚れはとりにくくなりますから、ぜひこまめに掃除をしていきましょう。
重曹を使えば簡単なので、ぜひ上手に使い分けてみてください。
嫌な換気扇掃除も、みるみる汚れがとれると面白くなってくるものですよ。
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